善と悪と情

昨日も更新したんだけど、今日も書きたくなったので書いちゃいます。

今日は短いですよ。

 

昨日の大学院の講義の中で、面白い話があったのでみんなにシェアします。

月曜日は組織論の講義を受けていて、先生は両利きの経営で引っ張りだこの加藤雅則さん。

 

▼NewsPicsのこの記事も面白いのでお時間あったらぜひ

https://newspicks.com/news/5142885/body/

 

前期はザ・社会学!って感じの講義が多かったんだけど、後期は経営学的なものもあって、スターバックスを日本に持ってきた梅本龍夫さんのフォロワーシップの講義も受けています。

さて、この加藤先生の授業ですが、うちの研究科にはあまり興味ある学生がいなかったのか受講生が数名で、僕にとっては本当に贅沢な時間を過ごさせてもらっています。

ケーススタディ中心の講義で、それぞれの事例を持ち寄ってワークをすることが多く、シンクハピネスの実践例を出してみんなに意見をもらえるのは、すっごく学びになります。きっとそこらへんのMBAの講義よりも質は高いんじゃないかって思っていますw

そして、講義も楽しいんだけど、何といっても放課後の雑談がめちゃくちゃ楽しいんですよね。ここぞとばかりに色々と相談しているんですが、昨日の出来事はとても印象に残りました。

 

以前、「かすやあきのりと糟谷明範とカスヤアキノリがいて、どれがどんな役割をしているのか分からなくなる」みたいな話をしたことがあったと思います。代表だったり、理学療法士だったり、カフェでコーヒー入れている人だったり…。

昨日の放課後は、その役割を外した時、自分がどんな風に振る舞って良いのか分からなくなる時があるって話を先生にしてみたんです。

そしたらこんな返答が返ってきたんです。

「十一面観世音菩薩が相手に応じてお面を付け替えて解くことが変わるように、代表は状況に応じて変化させる柔軟性が大事。さらにそこには善と悪と情の側面が大切。ただ、これをやるには自分に軸がないと混乱してしまう。きっとまだ自分の軸が定まっていなのかもしれないね。」

 

確かに会社を立ち上げた頃は、「誰かのために」ばかりを考えていて、この思いで沢山の人と接していたことで、自分が何者か分からなくなった時期がありました。そこに気付いて、ここ数年でやっと自分の軸みたいなものが見えてきたつもりでいたんですが、まだまだでしたね…w

このタイミングで改めてここに気づかせてもらって、とても良い時間になりました。

 

相手が、ではなく、自分が。

とか、

誰かの問いを解くことは出来ないから、まずは自分の中の問いを解こう。

 

なんて、最近の企業研修などで偉そうに言ってきたけど、自分もまだまだでした。

11月の自分を振り返ると、「コンディション悪いから助けてとか、わかって欲しい」みたいに自分の思いが強くなっていた気がします。まずは自分が、というところは良いと思うんだけど、なぜこのコンディションになっているかを理解しようとせずに、相手に求めてしまっていましたね。余裕なかったんだなぁと思いました。

 

2021年最後の月になりますね。

これといった目標はないけど、自分のコンディションを大事にしつつ、12月もたくさんの人たちとお話を重ねていきたいと思います!

 

ではまたね〜〜。