武蔵野台商店 1周年
どーも、かすやです。
今日は武蔵野台商店の話をします。
このお店は、スタッフだけではなく、そこに来る方、地域の方、またここには来れない方も含め、みんなでつくっていくお店です。
そうやって1年前にスタートしたお店が2月12日で1周年を迎えました。
オープン当初から、地域のみなさんからの一定の期待は感じていました。
周りに何も無かった駅にカフェが出来る。お酒が飲める場所が出来る。どうやら、小上がりがあって小さな子どもも利用出来そうだ。食事はどんなものなんだろう。どんな過ごし方が出来るんだろう。
きっと、それぞれが想う駅のカタチを思い描いて下さっていたとは思います。
誤解を恐れずに正直なことを言うと、そういう、みなさんの期待に今すぐに応えようって気持ちは無かったです。
もちろん、飲食店としての一定のクオリティは出したいってことはあったし、京王電鉄さんと一緒にやらせて頂いているので、きちんとお客さんに来ていただいて、それなりの利益は出すというミッションはありました。
なにせ、このキャパの飲食店を動かすのは初めてでしたし、一緒に働きたいと応募して下さったバイトの方達もほとんどが飲食経験ゼロという、ど素人集団が始めたカフェです。
1年で結果は出せない。
ただ、今の自分たちに出来ることは、コツコツコツコツやっていく。
そんな思いで、スタートしました。
きっと、オープンしてから、何度も何度も、期待を裏切りまくってきたと思います。
でも、1つだけ自信を持って言えることがあって、
この1年間、日々変わっていくことを、みんながやめなかったんです。
来て下さった方が気づかないレベルで、日々お店を変化させ続けてきた。
これは自信を持って言えることです。
メニューやレイアウトなどはもちろんですが、そういう目に見えるものではなくて、お店の中に流れる空気や、人の流れなどが、1年前とは比べ物にならないくらい変わったと思います。
ご無沙汰な方がいたら、是非遊びにいらしてください。きっと、何かしらの変化は感じていただけるんじゃないかと思います。
ちょっと気持ち悪いかもしれないけど、今から身内を褒めます。笑
武蔵野台商店のスタッフが、みんなすごいんですよ!!本当にすごい。飲食店経験がないスタッフがほとんどだったんだけど、良くここまで場を動かしてくれたなって思います。
オープニングスタッフとして集まってくれた方のほとんどが、今でも辞めずに続けて下さっている。みんな個性があって、素敵なスタッフです。
そして、みんなをマネジメントしている和田滋夫という人間がいます。
1年間、本当にキツかったね。
0からつくる作業って想像以上に大変だし、身体的にも精神的にもダメージが半端ない。しかも正解のない場づくりをしているから、尚更しんどい。
FLAT STANDでの実績があると言えども、今回は箱の大きさが違うし、スタッフ20人以上抱えて、マネジメントしながらだからね。彼がシンクハピネスにいてくれて本当に良かった。
あまり褒めると気持ち悪いんで、これくらいにしておきます。笑
そんな和田滋夫が、店舗責任者として、みんなと一緒につくっていく「店」ってどんな「店」なんだろう、これからどんな「店」が必要で、どんな「店」は必要とされなくなっていくんだろう、「店」を通じてどんなコミュニケーションがおこって、この街で暮らす人と、家族と、スタッフでどんな関係が出来るんだろうって、正解のない問いを、1年間、日々日々問い続け、積極的に、且つ、丁寧に動かしてきてくれました。
まだまだ、スタートラインに立ったという感覚。
これからも丁寧に積極的に変わりながら、みんなでお店をつくっていきます。
サポートとして下さっている全ての方に、心より感謝致します。
1年間ありがとうございました。
そしてこれからも宜しくお願い致します。