自由と規律

どーも。頭がめちゃくちゃ臭くなって、洗っても洗っても臭いがとれず、周りから人がどんどん居なくなり、挙げ句の果てにはギトギトの油が湧き出るようになった夢を見た、かすやです。

マジで焦りました。起きた瞬間に臭いを確認してしまいましたよ。

 

さて、気付けは1月も終わりが近づいていますね。

1月は何をしていたかというと、年明けてからすぐに足元を固める作業をしていました。

 

去年までは”社会の空気を変えるんだ〜!”って外に出ることを多くやってきて、足すことや広がることを中心に動いてきたんだけど、もしかしたら”いま”のしあわせを創る。というシンクハピネス理念とちょっとずれてしまっているんじゃないかなって年末に考えたことが、年始に足固めをする作業のきっかけになったんです。

まずは自分のしあわせ、そして周りにいるスタッフのしあわせ、さらにスタッフの家族、関係している方、そして街で暮らす人、最後にまちへしあわせがシンクロしていって欲しい。

この理念を考えた時に、去年までは街で暮らす人や街に対しての動きが殆どだったなって年末に思ったんですね。一番最初にある自分に対してはそれなりに向き合ってきたけど、次のスタッフってところを考えた時に、全然出来ていなかったなーって思いました。

 

 

いつもシンクハピネスのスタッフには「自分が面白がって楽しんで」ってことを言っていて、かなり自由度が高い動き方を許容しているんだけど、自由に泳いで迷子になってしまったり、途中で溺れてしまったりと、会社としての安心安全の保証が圧倒的に無かったと気づいたんです。

今更かよって思われるかもしれないけど、ある時期に優しいんだけど優しくないよねって言われていたことの意味がやっと理解できましたw

という事で、年末に2020はここを整備しようって決心して、年明けですぐにスタッフにこの事を伝え、社労士さんやアドバイザリーボード的な役割を担って頂いている方たちに連絡しまくって、早速動き始めました。

 

自由に泳いで帰ってくる場(場所)とか逃げ場みたいなところをつくるのが目的。
それが何かっていうと、労務規定や人事考課の見直しなんです。

なぁーんだ。つまんねーって思う人もいるかもしれないけど、2020年1月の時点で自由に動いてもらうには、足元の規定がすごく大事って確信しました。今の時点ではねw

 


 

↑年始にFLAT STANDで出したLanternかおるさんのお汁粉。旨かった〜。

 


自由と規律の二律背反。
これらの矛盾をどうやって日常に落としていくか。そんな課題を3年前くらいに社内で議論したことがありました。なんとなくその時から、これが大事なんだろうなって事は気づいていたんだけど思うんだけど、規律って何だろうみたいに深く考えてこなかったから、結局うやむやにしてきちゃったんだよね。

 

規律で縛ると個性がなくなってしまう。
ただ、ここがないと全員の安心安全はつくれない。
でも、つくり込み過ぎると個性がなくなるし窮屈になる。
じゃあどうする?

 

以前、出した答えは「規律はつくらない」だったんだけど、結局これでは”いま”のしあわせがつくれない。

1人で考えて動ける人ばかりだったら不要なのかもしれないけど、人は完璧じゃない。って気づいた。

会社立ち上げた当初は、「1人で考えて動ける人になってもらうために会社が育成を担います」みたいな事を言っていたけど、それこそ押し付けだし、大きなお世話だだよね。って気づいた。

社会人なんだから1人で考えて動けないとダメでしょ的なやつね。

僕らが住んでいる街はたくさんの人がいて、それぞれに暮らし方がある。って気づいた。

ベキ論を無くしたいな。

 

はい。ちょっと熱くなりましたw

という事で、この二律背反のループを楽しみながら、2020はシンクハピネスらしい安心安全をつくっていきます!楽しみにしててね〜。

50人のスタッフ一人一人に合った労務規定をつくるくらいの気持ちで取り組んでいきます!